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【新NISA】不安にならずに株式投資をするための行動経済学3選

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投資で使える行動経済学
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新NISAが2024年から始まり、まわりの人も始めたから自分もやってみよう

このように思っている方は多いと思います。

しかし、新NISAは投資です。老後資金を貯めることができると言われいても、損をする可能性も当然あります

なぜなら、人間は必ず合理的に行動できるわけではないからです。

身体によくないと分かっていてもカップラーメンを食べたり、次の日のことを考えると止めた方がいいのにお酒を夜遅くまで飲んでしまう…

新NISAを始めたほうがいいのにメンドーだからと、口座開設したあと何もできていない方もいると思います‥

こういった非合理的な行動が投資をするときにも必ず起きてしまいます

NISA(個人型確定拠出年金)は、将来の安定を築くための重要な制度ですが、投資における行動経済学の理論を活用することで、より効果的な資産形成が可能になります。

この記事では、NISAを活用する際に、行動経済学の原理を理解し、心理学的アプローチを取ることで、より賢い投資を行う方法を探求します。

この記事の前半では行動経済学について簡単に説明し、後半では行動経済学を知り安全に投資をする方法投資について相談や教えてくれるサイトを紹介しておりますので、最後までじっくり読んでください。

この記事を書いた人
もち平

はご板もち平

  • 元役所勤務
  • FP技能士2級
  • 現ウェブライター
  • iDeCoで6年運用中
  • 旧NISAで元本約2倍
  • 新NISA満額めざし積立て
目次

行動経済学とは

「人は常に合理的に判断して行動している」ということを前提にしたものが経済学です。

しかし人はいつも合理的ではなく、ムダなことをしてしまうもの。

「人は合理的に行動するわけではない」という観点から、心の動き方を重視して「経済がどう動くのか」を読み解こうとするものが行動経済学です

例えば、「みんなが買っていて人気があるからS&P500関連に投資してみよう」と考える人もいます。

「みんなが買っているからこれでいいか」と決めてしまうことも合理的ではありません。

このように「人はなぜこういう時にこんな行動をとるのか」といった人の心理を研究し、経済に生かすことが行動経済学です。

行動経済学が投資に及ぼす影響

「投資をするときにどんな影響があるの?」と思いますよね。

人の非合理的な行動を知ることで、それを防ぐことができます。

すると損やムダをしなくなる。

ですので、どのような非合理的な行動が投資と関わってくるのか、そしてその対処方法を3つご紹介していきます。

損失回避バイアスの理解

損失回避バイアスは、人が損失を避けようとする傾向があることを指します。

心当たりがると思いますが、人は得したときのうれしさよりも、損をしたときの悲しさのほうがより大きく感じるのです。

例えば、10,000円もらったときの喜びよりも10,000円落としたときのダメージのほうが大きい。

市場が下落傾向にあると、口座の額が元本よりもマイナスになる前に、急いで売ってしまうなどの行動がコレにあります。

筆者

損をするのが怖いから新NISAを始められないという方も同じです。
タンス貯金をしても、物価が上がると価値が減っていくので、損することになります。

損をしていると一発勝負に挑む

損をしている状況だと、なぜか人はリスクを好みます

例えば、競馬などのギャンブルで負け越していると、最後に一発勝負して取り返そうとするのです。

投資でもマイナスが続いていると「早くプラスにしなくては」と考え、「トレーダーのように売買で儲けよう」と投機的な買い方をしてしまうことも。

NISAでは、短期的なマーケットの変動に左右されず、長期的な視点で資産形成を考えることが重要です。

筆者

過度の損失回避によって、将来の収益機会を逃さないよう注意しないといけません。

現在バイアス

人は将来よりもイマを重視します

例えば、1年後に2万円もらえるのと今日1万円もらえるのとでは、「今日の1万円」を多くの人が選ぶことが証明されている。

人は将来のトクよりも現在のトクを重視する「時間的選好」の性質をもっており、時間的選好の人は貯蓄が苦手とされています。

これは次のフレーミング効果を意識した、自動積立の設定により回避することができます。

フレーミング効果

フレーミング効果とは、表現を変えることで受け止め方や感じ方が変わることです。

「締め切りまであと1か月ある」と「締め切りまであと4週間しかない」とでは、感じ方が異なりますよね。

長期積立てで必要なのは、証券口座の資産が減ったとしても、残りの額をみて「まだあるから大丈夫」というフレーミングです。

「老後までまだあと20年もある」と考えるのと、「老後まで2000万円を貯めるのに20年しかない」と考えるのとでは違うので、この場合は「あと20 年しかない」ととらえ、早めに毎月コツコツと積立てを始め、手ごわい「現在バイアス」を攻略しましょう

後述しますが、私の実績でも最初の数カ月は資産が減りましたが、そのあと上昇し続けています。

もし最初で「減ってしまった。残りが少ししかない」からと積立てをやめてしまっていたら、そこからの増加はありませんでした。

自動積立を設定しよう

将来のトクよりも現在のトクを重視する私たちは、「現在の苦痛」も先送りにする傾向があります。

例えば、ダイエットや資格・昇進の勉強などは、なかなか始められないもの。

投資においても、老後の資産形成のために重要ということがわかっているのに、なかなか始められなかったり、積み立て投資を始めたけど、その後忘れていてしばらく何もしていないということもあります。

NISA口座を開設する際には、自動積立や毎月決まった日に定期的な投資を設定することで、資産形成を促進することができます。

メンタルアカウンティングの活用

メンタルアカウンティングは、お金の使い方に対する心理的なとらえ方が変わることを指します。

「メンタル=心」「アカウント=口座」なので、「心の会計」「心の家計簿」とも呼ばれ、たとえ同じ金額であってもシチュエーションによっては高くもなり安くもなり、お金の使い方で不合理な選択をしてしまう。

例えば、仕事で働いて得たお金は慎重に使おうとしますが、投資やギャンブルで儲かった利益は「あぶく銭」と考え、パーッと使ってしまったということは、あなたにもあるのではないでしょうか。

新NISAでは、将来の資産形成につながるよう資金を使うことが最重要。

投資で増えたお金を取り崩して散財しないことと、投資先の選択やリバランスを行う際には、メンタルアカウンティングによる無駄な投資はしないように意識して行動しましょう。

初心者は長期投資でコツコツ積み立てが最適解

売買による収益を得ようとすると、毎日の株価が気になりますよね。

「いまが売り時かも」と急いで売ってしまったあと株価が上がっていったり…

「いま損をしているから上がるまで売るのを待とう」と思っていると、さらに下落しその時に売っておけばよかったとういことが起こります。

筆者

新NISAで大事なのは、投資の世界で生き残ることです

初心者は投資に慣れるまでは、株の売買はせずに、これと決めた株を長期的に保有し、毎月決まった額を投資していきましょう。

また投資先は分散させることが大事。

商品や分野を分散させ、その投資比率を均等に調整(リバランス)していきましょう。

長期保有・積立てたNISA運用の実績

私の経験では、旧NISAを2年4か月運用し、90万円の元本に対してリターンが34万円程度、損益率が+35%となっております。

トータルリターン

株価に惑わされず、「気づいたら増えていた」というくらいが初心者投資家には向いているのです。

投資の相談・勉強方法

もっと投資について相談や勉強したい

1人で投資を続けるのが不安な方は多いです。

そんな方のために相談できたり教えてくれるサイトがあります。

私の別の記事では投資スクール10社を比較した中からおススメ2社をピックアップしさらに1社の相談できるサイトをご紹介しています。

ここでもその記事で挙げている3つのサイトをご紹介します。

岸田元首相が引用したアフリカのことわざに次のようなものがあります。

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」

「一人で進むのは少し不安がある」という方もこういったサイトで一緒に勉強している人がいると、今の自分では届くことのなかったところへ行くことができるかもしれません。

それぞれのサイトの特徴についてもご説明するので、気になるものどれか1つだけでも申し込んでみて一緒に一歩踏み出しましょう。

  • お金のみらいマップ
  • マネきゃん
  • バフェッサ

お金のみらいマップ

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マネきゃん

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受講している人は30代40代の人が多く、口コミでは「iDeCoやNISAの理解が深まったとの回答が多くみられました。

この理由は、既婚者からの相談が多く、それは会社員や公務員でも可能な節税対策や、生命保険医療保険の解説もしてくれるから。

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バフェッサ

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バフェッサは、株式投資が中心のセミナー内容ですが、NISAやiDeCoについてもセミナー内で触れられます。

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まとめ

NISAと行動経済学の理論を組み合わせることで、30代や40代の方々が賢く資産形成することが可能です。

この記事ででてきた行動経済学的注意点は次のとおりです。

  • 損失回避バイアス
  • 現在バイアス
  • メンタルアカウンティング

これらに注意しながら、将来の安定した資産形成を目指しましょう

投資で使える行動経済学

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