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「50代の投資はやめとけ」は本当?元公務員FPが失敗パターンと正しい戦略を解説

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「50代の投資はやめとけ」は本当?元公務員FPが失敗パターンと正しい戦略を解説
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「50代で投資なんて、やめとけって言われた…」

その言葉、半分は正しくて、半分は思い込みです。

確かに、やり方を間違えれば50代の投資は危険です。でも「正しくやれば大丈夫」ということも、データは示しています。元公務員・FPとして、私はそう確信しています。

この記事では、「やめとけ」と言われる理由を正直に認めた上で、50代が本当にやるべきこと・やってはいけないことを具体的に解説します。定年を前に「あのとき動いておけば…」と後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてください。

この記事を書いた人
はごもち (2)

はごもち

  • 元公務員
  • FP技能士2級
  • 現ウェブライター
  • iDeCoで6年運用中
  • 旧NISAで元本約2倍
  • 新NISA満額めざし積立て

おことわり

この記事は、ぼく自身が学んだことや調べたことをまとめたもので、あくまでも情報提供が目的です。
特定の商品や投資手法をすすめたり、売買を勧める意図はありません。
できる限り正確な情報をお届けできるよう心がけていますが、内容の正確性・完全性などは保証できません。
もし、この記事の内容を参考にして損失が出たとしても、責任は負えませんのでご了承ください。
投資は最終的にご自身の判断と責任で行うものです。焦らず、じっくり考えてから決めてください。

目次

「50代の投資はやめとけ」と言われる理由

「50代の投資はやめとけ」と言われる理由

友達に相談したら「50代で投資はやめとけ」って言われたんだけど、本当にそうなの?

筆者

その言葉、半分は正しくて半分は誤解なんですよ。一緒に整理してみましょう。

「やめとけ」と言われる背景には、それなりの理由があります。ただ、すべてを鵜呑みにするのも危険。

どこが正しくて、どこが思い込みなのかをちゃんと見ておきましょう。

やめとけと言われる5つの根拠

「やめとけ」という言葉には、実は無視できない根拠があります。

まず、運用期間が短くなるのは事実です。投資の基本は「長く時間をかけて複利(もうけがもうけを生む仕組み)を積み上げること」。

20代からと比べれば、50代からでは単純に時間が短い分、育ちにくい面はあります。

次に、リカバリーが難しいという点。30代なら大きく損しても時間をかけて取り戻せますが、50代は老後が近い分、大きな損失が生活に直結するリスクがあります。

また、退職金が狙われやすいのも要注意です。定年前後になると「退職金の運用先」として銀行や証券会社から積極的な営業を受けやすい時期。

焦って判断すると、手数料の高い商品を買わされるケースも少なくありません。

やめとけと言われる理由判 定実 態
運用期間が短い事 実ただし20〜30年の時間は残っている
損失のリカバリーが難しい事 実だからこそリスクの取り方が重要
退職金を狙った営業がある事 実知識がないと本当に危険
投資は若いうちしか意味がない誤 解50代でも十分に効果がある
年齢的に判断力が落ちる過剰な心配知識と仕組みでカバーできる

これらを踏まえると、「やめとけ」はゼロとは言えません。でもそれは「やり方を間違えるとやめとけ」という話であって、「投資そのものをやめとけ」ではないのです。

やめとけと言っている人の本音と心理

「やめとけ」と言う人には、いくつかの心理パターンがあります。

一番多いのは、「自分自身が投資で怖い思いをした」か「失敗した知人の話を聞いた」ケース。悪い記憶は強烈に残るため、「投資=怖い」という印象が固まりやすいのです。

次に多いのが、「投資は若いうちからやるもの」という思い込みを持っている人。これはある意味で正しいのですが、「50代ではもう意味がない」とまで言い切るのは極端です。

大切なのは、「誰がなぜそう言っているのか」を見極めること。投資経験も知識もない人の「やめとけ」を、そのまま正解にしなくていいのです。

「やめとけ」が半分正解・半分誤解である理由

「やめとけ」は全否定でも全肯定でもありません。

正解の部分は「間違ったやり方での投資はやめとけ」ということ。

退職金を一括でハイリスク商品に突っ込んだり、仕組みが分からないまま営業マンに言われるがまま買ったりするのは、本当に危険です。これは50代に限らず、誰でも同じです。

一方で誤解の部分は「50代では投資しても意味がない」という思い込み。50歳から始めても、65歳の定年まで15年、その後も資産を取り崩しながら運用を続ければ30年近い時間があります。

「やめとけ」と言われるのは無謀な投資に対してであって、「正しく学んだ上での投資」に対してではありません。

筆者

この記事では、後者の「正しくやれば大丈夫」という方向性で具体的な方法をお伝えしていきます。

50代からの積立てNISAだって全然遅くはありません。理由と対策ついてはこちらの記事でも詳しく解説しています

50代で投資しないリスクの現実

50代で投資しないリスクの現実

投資が怖いから、このまま貯金だけでいいかな…

筆者

それ、一番ノーリスクに見えて、実はリスクがあるんです。

「投資しない=安全」と思いがちですが、現代の経済環境では必ずしもそうとは言えません。
何もしないことにも、リスクはあります。

インフレで現金の価値が目減りするリスク

現金をそのまま持ち続けることで、知らないうちに損している可能性があります。

これを「インフレリスク」といいます。インフレとは物価が上がり続けること。同じ100万円で買えるものが少なくなる、つまりお金の価値が実質的に下がるということです。

日本では2022年以降、食料品・光熱費・日用品と身のまわりのあらゆるものが値上がりを続けています。

日本銀行は「年2%の物価上昇」を政策目標としており、今後もこの傾向は続く見通しです。

仮に毎年2%ずつ物価が上がると、100万円の実質的な価値は——

  • 10年後:約82万円
  • 20年後:約67万円
  • 30年後:約55万円

銀行の普通預金の金利は年0.1%前後(2026年現在)。

どれだけ預けても、インフレには到底追いつきません。

貯金は「減らない」のではなく、「数字は変わらないが価値が目減りしていく」ものだと理解しておく必要があります。

年金だけでは足りない老後の収支シミュレーション

「年金があるから大丈夫」という安心感は、数字で確認すると揺らいできます。

厚生労働省の調査によると、会社員夫婦(夫が平均的な厚生年金加入者、妻が国民年金)の受給額は月22〜23万円前後が目安とされています。

一方、総務省の家計調査では65歳以上の夫婦二人の平均支出は月約28万円。単純に計算すると、毎月5〜6万円が不足します。

項目金額(目安)
月の生活支出約28万円
夫婦の年金受給額約22〜23万円
毎月の不足額約5〜6万円
※厚生労働省・総務省家計調査をもとに作成。あくまで目安です。

この不足が20年続くと累計1,200〜1,440万円、30年なら1,800〜2,160万円。

さらに今後は少子高齢化の影響で、年金受給額が下がる可能性や受給開始年齢が引き上げられる可能性も指摘されています。

「投資するリスク」vs「投資しないリスク」比較

「投資は怖い」という気持ちはよく分かります。でも、投資しないことにも相応のリスクがあります。

両方を並べて比べてみましょう。

比較項目投資するリスク投資しないリスク
元本減る可能性がある数字は変わらない
実質的な価値増える可能性があるインフレで目減りする
老後資金の不足運用次第で補える補う手段が限られる
精神的ストレス価格変動に不安を感じるお金の不安が長期化する
対策のしやすさ分散・積立でリスク軽減できる節約以外の選択肢が少ない

大事なのは「どちらがノーリスクか」ではなく、「どちらのリスクをどうコントロールするか」という視点。

何もしないことで得られる安心は、数字に裏付けられたものではないのです。

50代が投資を始めるメリット

50代が投資を始めるメリット

若い人に比べたら、50代って不利な気がして…

筆者

実はそれ、逆なんです。50代にしかない強みがちゃんとあります。

「今さら」と思う気持ちは分かります。でも50代には、20代・30代にはないアドバンテージが複数あります。

子育て・住宅購入が一段落し資金が動かしやすくなる

50代は、人生の中で「出費の波が落ち着く時期」です。

子どもの教育費は大学卒業とともにほぼ終わります。住宅ローンも残り年数が少なくなり、繰り上げ返済の目処がついてきた方も多いでしょう。20代・30代は「お金を貯めたくても貯められない」という状況が続きますが、50代はその呪縛から解放されるタイミングです。

毎月の手元キャッシュが増える分、「投資に回せる金額」も増えやすい。これは数字だけでは見えにくい、50代ならではの優位性です。

50代は人生最大の入金力がある

収入という観点で見ると、50代は多くの人にとって「給与のピーク」にあたります。

国税庁の民間給与実態統計調査によると、給与所得者の平均給与は50〜54歳が最も高く、その後は徐々に下がっていく傾向があります。つまり今この時期は、毎月の投資に充てられる金額が人生で最も大きくなりやすい時期です。

月3万円でも10年続ければ、年利5%の試算で約465万円になります。時間の長さだけが投資の力ではなく、毎月の積立額も同じくらい重要。入金力が高い今こそ、動き始めるタイミングです。

定年後の生活を具体的にイメージして逆算できる

50代は「老後」がリアルな距離感になってくる年代です。これは精神的には少し重い話ですが、投資の観点では大きなメリットになります。

20代・30代は「老後なんてまだ先の話」として漠然としたまま投資することが多い。
一方、50代は「65歳までに○○万円用意したい」「月いくら取り崩して生活する」という具体的なゴールを設定しやすくなります。

ゴールが明確であれば、「毎月いくら積み立てるか」「どのくらいのリスクを取るか」という判断もブレません。

漠然と「増やしたい」ではなく、「いつまでにいくら」という逆算思考こそ、50代投資の最大の武器です。

50代が絶対にやってはいけない投資3選

じゃあ何をやれば正解なの?

筆者

正解を探す前に、まず「絶対にやってはいけないこと」を知っておいてほしいんです。

投資で失敗する人の多くは、「やっていいこと」を探す前に「やってはいけないこと」を知らないまま動いてしまいます。まずここをしっかり押さえておきましょう。

退職金を一括でハイリスク商品に投入する

退職金は、老後の生活を支える「最後の砦」です。それを一度に、しかもリスクの高い商品に全額投入するのは非常に危険です。

定年前後は、銀行や証券会社から「退職金専用プラン」として積極的な営業を受けやすい時期。「期間限定で金利が高い」「今なら特別な運用プランがある」という話は、冷静に見ると手数料が高かったり、元本割れリスクが大きかったりするケースが少なくありません。

退職金を運用すること自体は悪くありません。ただし、焦らず・分けて・少しずつ動かすのが鉄則。一括で全額を動かす判断は、まず疑ってかかるくらいでちょうどいいのです。

株のデイトレード・FXに手を出す

デイトレード(その日のうちに株を売買して利益を狙う手法)やFX(外国為替証拠金取引)は、投資の中でも特にリスクが高い部類です。

これらはプロのトレーダーや、相場に毎日張り付いていられる人向けの手法。
短期間で大きな利益を出せる反面、同じスピードで大きな損失を出すリスクがあります。

50代が老後資金を守りながら増やすという目的には、根本的に合っていません。

「少額でやってみよう」という入口が、気づけば大きな損失につながるパターンが非常に多い。

手を出す前に、まず「なぜそれが儲かるのか」を自分の言葉で説明できるかを問いかけてみてください。

仕組みが理解できない金融商品を買う

「よく分からないけど、担当者が勧めるから」という判断は、投資では最も危険な状態です。

金融商品の中には、仕組みが複雑で手数料が見えにくいものがあります。変額保険や仕組み預金、一部のファンドラップなどがその代表例。説明を聞いてもよく分からない商品は、販売側に有利な設計になっている可能性があります。

投資の大原則は「理解できないものは買わない」。
分からなかったら「少し考えさせてください」と言えることが、自分の資産を守る最大の防衛策です。

50代からの「負けない」投資戦略

50代からの「負けない」投資戦略

やってはいけないことは分かった。じゃあ何をどうすればいいの?

筆者

基本はシンプルです。守りながら増やす、という発想で組み立てていきましょう。

ここからは「どう動けばいいか」という具体的な話です。難しく考える必要はありません。
基本に忠実なほど、50代の投資はうまくいきやすくなります。

まず老後に必要な資金額を計算する

投資を始める前に、まずゴールを決めることが大切です。
「なんとなく増やしたい」では、どれだけリスクを取るべきかも、いつ取り崩すべきかも判断できません。

老後の必要資金は「生活費の不足分 × 老後の年数」で大まかに計算できます。

  • 月の不足額5万円 × 12ヶ月 × 20年 = 1,200万円
  • 月の不足額5万円 × 12ヶ月 × 30年 = 1,800万円

この金額に「すでに持っている貯蓄」を照らし合わせれば、「あとどのくらい用意すればいいか」が明確になります。
目標額が決まれば、月いくら積み立てればいいかも逆算できます。まずここから始めてください。

新NISAを最大限に活用する

50代の投資で、最初に使うべき制度は迷わず新NISAです。
新NISAは、運用で得た利益に税金がかからない非課税制度。

通常、投資の利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座では0円です。年間360万円・生涯1,800万円まで非課税で運用でき、保有期間は無期限。50歳から始めても、65歳の時点で15年分の非課税枠を活用できます。

比較項目通常の証券口座新NISA口座
利益への税金約20%0%
年間投資上限上限なし360万円
非課税期間なし無期限
引き出しの自由度いつでも可いつでも可

まだ口座を持っていない方は、まず新NISAの口座開設から始めるのが第一歩です。

iDeCoの50代独自ルールと出口戦略

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、掛け金が全額所得控除になる節税メリットがある制度です。50代でも加入できますが、知っておくべき独自のルールがあります。

最大の注意点は「受給開始年齢のルール」。iDeCoは60歳から受給できますが、加入期間が10年未満の場合は受給開始が繰り下げられます。

60歳時点の加入期間受給開始年齢
10年以上60歳から
8年以上10年未満61歳から
6年以上8年未満62歳から
4年以上6年未満63歳から
2年以上4年未満64歳から
2年未満65歳から

50歳で加入すれば60歳時に加入期間ちょうど10年。ギリギリ60歳から受給できる計算ですが、51歳以降に始めると受給時期が後ろにズレていきます。

加入を考えているなら、早めに動くことが重要です。

資産配分(アセットアロケーション)の考え方

資産配分(アセットアロケーション)とは、手持ちのお金を株・債券・現金などにどう分けて持つかという設計図のことです。

50代に適したバランスは、一般的に「株式6:債券・安全資産4」が目安とされています。

ただしこれは絶対ではなく、定年まで何年あるか・毎月いくら積み立てられるか・精神的にどれくらいの値動きに耐えられるかによって変わります。

大切なのは「何かが下がっても全体が沈まない設計にすること」。
値動きが異なる複数の資産に分けて持つことで、リスクを分散できます。

おすすめはインデックス投資(投資信託・ETF)

50代の「負けない投資」に最も向いているのは、インデックス投資です。

インデックス投資とは、日経平均やS&P500といった株価指数(市場全体の値動きを示す指標)に連動した投資信託やETFを買う方法。個別の会社を選ぶ必要がなく、世界中の何千社もの株式に自動的に分散されます。

手数料(信託報酬)が低く、長期で持つほどコストを抑えられるのも大きな特徴。

銘柄選びに迷ったら、全世界株式か全米株式のインデックスファンドを選んでおけば、まず間違いはありません。

実例シミュレーション:55歳から始めたらどうなる?

実例シミュレーション:55歳から始めたらどうなる?

数字で見ないとイメージがわかないな…

筆者

じゃあ具体的に計算してみましょう。けっこう差がつきますよ。

「投資するとどうなる?しないとどうなる?」を数字で比べてみます。いずれも55歳から月5万円を10年間(65歳まで)積み立てた場合のシミュレーションです。

ケース想定利回り10年後の試算額元本との差
A:銀行預金のみ年0.1%約603万円+3万円
B:全世界株式インデックス年5%(目安)約776万円+176万円
C:バランス型ファンド年3%(目安)約698万円+98万円
※元本合計:5万円 × 12ヶ月 × 10年=600万円。シミュレーションです。実際の運用成果を保証するものではありません。

ケースA:銀行預金のみの場合

同じ600万円を10年積み立てても、銀行預金ではほとんど増えません。

現在の大手銀行の普通預金金利は年0.1%前後。10年間コツコツ積み立てても、増える金額はわずか3万円程度です。インフレが続けば、実質的な価値はむしろ下がっている可能性があります。

「元本割れしないから安心」という感覚は理解できます。でも老後の不足分を補う力は持っていません。貯金だけで老後を乗り切ろうとするなら、相当な額を用意し続ける必要があります。

ケースB:新NISA・全世界株式で運用した場合

同じ条件で全世界株式インデックスに積み立てた場合、10年後の試算額は約776万円。元本600万円に対して176万円のプラスです。

さらにNISA口座なら、この利益176万円に税金がかかりません。通常課税なら約35万円が引かれますが、NISAなら丸ごと手元に残ります。

もちろん、市場の状況によっては元本を下回ることもあります。

ただし全世界株式インデックスは過去の長期データで見ると右肩上がりの傾向が続いており、10〜15年以上の期間では大きく回復してきた実績があります。

短期的な値動きに一喜一憂せず、淡々と積み立て続けることが大切です。

ケースC:バランス型で守りながら運用した場合

値動きを抑えながら増やしたいなら、バランス型ファンドという選択肢もあります。

バランス型とは、株式・債券・不動産投資信託(REIT)など複数の資産を1つの商品にまとめたファンドのこと。値下がりリスクはBケースより低い分、伸びも控えめになりますが、「大きく損したくない」という方には心理的に続けやすい商品です。

年3%で運用できた場合、10年後の試算額は約698万円。銀行預金よりは約95万円多く、精神的な安定感も得やすい。「相場が気になって眠れない」という心配がある方には、こちらの方が向いているかもしれません。

50代から投資を始めるステップ

分かった、やってみようかな。でも何から始めればいいの?

筆者

順番が大事です。焦らず、この4ステップで進めていきましょう。

投資は始めることよりも、続けることの方が難しい。ここでは「挫折しないための順番」を意識してステップを組んでいます。

ステップ① 家計と老後必要額を把握する

まず、自分のお金の全体像を把握することから始めましょう。

「毎月いくら使っているか」「貯蓄は今いくらあるか」「老後に必要な金額はいくらか」——この3つが分かれば、月いくら投資に回せるかが自然と見えてきます。

家計の把握には、無料の家計簿アプリ(楽天家計簿

など)が便利。まずは1ヶ月だけ記録してみるだけでも、お金の流れが驚くほど見えやすくなります。

投資は「余裕資金で行うもの」が鉄則。生活費や緊急時の備えを確保した上で、投資に回せる金額を決めてください。

ステップ② 証券口座(NISA口座)を開設する

家計を把握したら、次は口座の開設です。

NISA口座はネット証券(SBI証券・楽天証券など)で開設するのが手数料が低くておすすめです。開設自体は無料で、スマホから10〜20分程度で手続きできます。必要なのはマイナンバーカードまたは通知カード+本人確認書類の2点のみです。

NISA口座は1人1口座しか持てません。後から別の証券会社に移すことはできますが手間がかかります。最初から使いやすいと感じた会社を選ぶようにしましょう。

\楽天経済圏の人は迷わずこちら /

\ 実績と人気で選ぶならこちら/

「既にほかの銀行でNISAを始めている」という方も大丈夫です!
次の記事で楽天証券・SBI証券へ簡単に乗り換えられる手順書をご用意しています。

ステップ③ 少額積立からスタートする

口座ができたら、まずは少額から積立設定を入れましょう。

最初から月5万円・10万円と大きく始める必要はありません。月1万円からでも十分です。
大切なのは金額よりも「仕組みとして動かし続けること」。積立設定を一度入れてしまえば、あとは毎月自動で投資が続きます。

最初の数ヶ月は値動きが気になって不安になることもあります。
でもそこで売ってしまうのが最も損をするパターン。

相場を見ない時間」を意図的に作ることも、長期投資を続けるコツのひとつです。

ステップ④ さらに学びたい人はセミナーを活用する

自分で動き始めたら、次は「知識を深める」段階です。

書籍やネットの情報だけでは分かりにくいことも、セミナーで専門家に直接聞ける環境があると理解がぐっと速まります。特に「退職金をどう使うか」「iDeCoの出口戦略」「NISA口座の銘柄選び」など、個別の状況に応じた判断が必要な場面では、プロの意見を聞く価値があります。

今は無料で参加できる投資セミナーも増えています。「まずは情報収集のために聞いてみる」という気軽な感覚で参加してみてください。

投資の基礎を体系的に学びたい方には、無料セミナーへの参加がおすすめです。自分のペースで学べる環境を活用して、知識と行動を一緒に積み上げていきましょう。

よくある質問

投資を始めようか迷っている50代からよく届く疑問をまとめました。

細かい疑問が残ったまま踏み出せない方は、ここで確認してみてください。

50代からNISAを始めるのは遅い?

遅くはありません。新NISAに年齢上限はなく、何歳からでも始められます。50歳からスタートしても、65歳の定年まで15年、その後も取り崩しながら運用を続ければ20〜30年の運用期間が確保できます。また新NISAは非課税保有期間が無期限なので、途中で相場が下がっても焦って売る必要がありません。「遅い」という感覚は、20代・30代を基準にしたときの比較論にすぎません。今始めた人が、5年後に「あのとき始めて良かった」と思えるための行動です。

運用中に暴落したらどうすればいい?

基本的には「何もしない」が正解です。長期・積立・分散という原則で投資している場合、暴落はむしろ「安く買えるチャンス」になります。積立投資は価格が下がったときほど多くの口数を買えるため、平均購入単価が下がります(ドルコスト平均法)。一番やってはいけないのは「怖くなって売ること」。売った瞬間に損失が確定し、その後の回復局面に乗れなくなります。パニックにならないためにも、最初から「値動きを毎日見ない」くらいの距離感が大切です。

iDeCoは何歳まで加入できる?

国民年金の任意加入者であれば、65歳まで加入できます。ただし50代での加入には「受給開始年齢のルール」があり、60歳時点での加入期間が10年未満の場合、受給開始が61〜65歳に繰り下がります。50歳で加入すれば60歳時に10年となり、ギリギリ60歳から受給できる計算です。51歳以降に始めると受給時期が後ろにズレていくため、加入を考えているなら早めに動くことをおすすめします。

退職金はどう運用すればいい?

「一度に全額を動かさない」が大原則です。退職金が入った直後は、銀行や証券会社からさまざまな提案が来ます。焦って判断する必要はなく、まずは普通預金に置いたまま3〜6ヶ月かけて運用先を検討するくらいの余裕を持ちましょう。運用するなら退職金の全額ではなく「生活費3年分は現金で確保し、残りをNISAで分散投資する」といった形が一つの目安です。退職金の運用については、無料の相談窓口や投資セミナーを活用して、プロの意見も参考にしてみてください。

まとめ:50代の投資は「やり方次第」で遅くない

「50代の投資はやめとけ」という言葉の正体は、「間違ったやり方での投資はやめとけ」という意味でした。

退職金を一括でハイリスク商品に突っ込む、仕組みの分からないものを買う、デイトレードに手を出す——こういった投資は50代には向いていません。でも、新NISAを活用した積立インデックス投資は話が別です。

50代には、入金力・余裕資金・ゴールを逆算できるという3つの強みがあります。この強みを活かして「守りながら増やす」という設計で動けば、時間が短くても十分な成果が見込めます。

一番やってはいけないのは、「難しそうだから」「怖いから」と何もしないことです。インフレが続く中で現金を置いたままにすることも、リスクです。

まずは家計の把握から。そしてNISA口座の開設、少額の積立設定——この順番で一歩ずつ進めていけば大丈夫です。

「もっとしっかり学んでから始めたい」という方は、無料セミナーへの参加から始めてみてください。退職金の使い方・NISA口座の選び方・iDeCoの出口戦略など、個別の疑問にも答えてもらえます。

「50代の投資はやめとけ」は本当?元公務員FPが失敗パターンと正しい戦略を解説

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