「新NISAを使って、小さな会社の株に投資してみたいけど、本当に利益が出るのか不安…」「どんな銘柄を選べばいいの？」そんな悩みをお持ちではありませんか？
2024年に制度が改正された新NISAでは、成長性の高い小型株に非課税で投資できる枠が拡大され、将来の資産形成に向けてチャンスが広がっています。
たとえば、あなたが今10万円で買った小型株が、数年後に20万円になったら──その利益はまるごとあなたのもの。
通常ならかかる税金も、新NISAならゼロなんです。
本記事では、「小型株って何？」「リスクは？」「どんなテーマが今注目？」という疑問に答えながら、AIや地方創生といった2025年最新の成長テーマに基づいた注目銘柄までわかりやすく紹介しています。
難しい言葉なしで、投資初心者でもすぐに行動に移せる内容をぎゅっと詰め込みました。
小型株という「未来のスター企業の卵」を、自分の目で見つけ出す楽しさを、あなたも体験してみませんか？
まずは新NISAの仕組みを理解して、自分に合ったテーマを選ぶことから始めましょう。
このページが、あなたの最初の一歩を後押しできることを心から願っています。
はごもち
- 元役所勤務
- FP技能士２級
- 現ウェブライター
- iDeCoで６年運用中
- 旧NISAで元本約２倍
- 新NISA満額めざし積立て
おことわり
この記事は、ぼく自身が学んだことや調べたことをまとめたもので、あくまでも情報提供が目的です。
特定の商品や投資手法をすすめたり、売買を勧める意図はありません。
できる限り正確な情報をお届けできるよう心がけていますが、内容の正確性・完全性などは保証できません。
もし、この記事の内容を参考にして損失が出たとしても、責任は負えませんのでご了承ください。
投資は最終的にご自身の判断と責任で行うものです。焦らず、じっくり考えてから決めてください。
新NISAと小型株成長投資の基本
新しいNISA（ニーサ、少額投資非課税制度）は、株式などの投資で得た利益が非課税（税金がかからない）になるお得な制度です。
この制度を使えば、将来大きく成長しそうな小さな会社（小型株）の株に投資して、その成長の利益をまるごと受け取ることができます。
初心者でも、中学生のお小遣い程度の金額から始められるため、これから投資を始めたい人にピッタリです。
NISAでは通常20%かかる株の利益や配当に税金がかからないため、効率よく資産を増やせます。
特に2024年から始まった新NISAは非課税で投資できる枠が拡大され、長期で運用しやすく改良されています。
小型株は企業規模が小さい分、もし事業が大きく伸びれば株価が数倍以上に跳ね上がる可能性があります。
つまり、新NISAの非課税メリットと小型株の高成長ポテンシャルを組み合わせれば、将来の大きなリターンを狙えるわけです。
たとえば…
小さな企業の株を10万円分買って、それが成長して20万円になったとします。
普通は増えた10万円に約2万円の税金がかかりますが、NISA口座ならこの2万円が非課税で手元に残ります。
過去にも、上場当初は小型株だった企業が大企業に成長し、早くから投資していた人が大きな利益を得た例があります。
新NISAを活用すれば、そうした将来有望な企業に投資しても利益をまるごと受け取れるため、とても有利です。
このように、新NISAは初心者にとって強い味方であり、小型株への成長投資は夢のある方法です。
筆者本記事では、新NISAの成長投資枠の仕組みや、小型株投資のメリット・リスク、そして具体的な成長テーマ別の注目小型株についてわかりやすく解説していきます。
新NISA「成長投資枠」とは何か
新NISAの「成長投資枠」とは、株式や投資信託など幅広い商品に年間最大240万円まで非課税で投資できる枠のことです。
これまでの一般NISAと比べて投資できる金額が多く、積立投資枠（年間120万円）と併用して使えるのも特徴です。
成長投資枠では個別株やETFにも投資可能で、より積極的な運用ができます。
また、非課税で保有できる期間が無期限になり、長期投資に最適です。
- 成長投資枠のポイント:
- 年間最大240万円まで投資可能（旧制度の2倍）。
- 非課税保有期間は無期限（長期運用がしやすい）。
- 投資対象は株式・投信・ETFなど幅広い。
この成長投資枠を使えば、大きな資金でなくてもコツコツと成長株に投資していくことができます。
始めるには証券会社でNISA口座を開設する必要がありますが、ネット証券のSBI証券や楽天証券ならスマホで簡単に申し込めます。
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筆者非課税の恩恵を受けつつ、次に紹介する小型株投資のポイントを押さえていきましょう。
小型株とは？その特徴と魅力
小型株とは、会社の規模が比較的小さい企業の株式のことです。
具体的な定義はありませんが、時価総額(企業の価値)が小さい企業や、新興市場に上場している企業の株がこれに当たります。
小型株の魅力は、企業の成長に伴って株価が大きく上昇する余地が大きい点です。
大企業の株価は安定しがちですが、小型株はこれから業績が伸びれば株価が数倍になる可能性も秘めています。
まだ知名度が低いため放置され割安なこともあり、いわば「隠れた原石」を発掘できる面白さもあります。
筆者一方で、大企業に比べ業績が不安定だったり情報が少なかったりするので、予測が難しい部分もあります。
小型株は将来のスター企業の卵とも言えます。
リスクはありますが、その成長ストーリーに早くから参加できるワクワク感が魅力です。
小型株投資のメリットとリスク
小型株投資には、大きな成長によるハイリターンの可能性というメリットがある反面、株価変動の大きさや経営リスクなどハイリスクな面もあります。
良い点と注意点を整理してみましょう。
- 成長による大きな利益: 小さな企業が業績を伸ばせば、株価が2倍3倍以上になることも期待できます。最初に投資した額が何倍にも増える可能性があり、これは大企業株では得にくい醍醐味です。
- 割安な掘り出し物: 小型株は注目度が低い分、本来の価値より株価が安く放置されていることがあります。業績の割に株価が低ければ、成長が認識されたときに急騰するチャンスがあります。
実際に、小型株には天国と地獄の両面があります。
筆者ハイリターンの裏にはハイリスクあり――小型株投資ではこの点を忘れないことが重要です。
メリットとリスクの両方を理解し、リスク管理をしながら小型株投資に臨むことが大切です。
例えば銘柄を分散したり、余裕資金内で投資するといった工夫をしましょう。
筆者次から、具体的な成長テーマごとの小型株を見ていきます。
2025年5月最新！AIテクノロジー＆地方創生で注目の小型成長株
新NISA（少額投資非課税制度）の開始を機に、2025年の最新テーマである「生成AI（ジェネレーティブAI）」や「地方創生」に沿った小型成長株に注目が集まっています。
今回は、中長期の資産形成を目指す初心者～中級者の個人投資家向けに、値上がり益を狙える銘柄と安定成長が期待できる銘柄をバランスよくご紹介します。
それぞれの企業の特徴や成長テーマとの関係性、直近の業績・株価動向・IRニュースを押さえ、2025年の最新動向を踏まえて解説します。
筆者テーマ投資で将来有望な小型株を見極めるヒントにしてください。
AIブームで伸びる小型株の成長戦略
生成AI搭載エージェントは2030年に最大900万体へ。
AI市場は26～30年で9倍成長の試算です。
新NISA 小型株 成長戦略で追い風が吹きます。
PKSHA Technology〈3993〉
25年1Q純利益は前年2.6倍の14億円です。
PER39.7倍、PBR3.02倍、利回り0％です。（Yahoo!ファイナンスより）
生成AI旅行プランも伸び、中期で安定成長が期待できます。
pluszero〈5132〉
第4世代AIで経常益2.1倍の1.2億円です。
PER61.6倍、PBR19.4倍、利回り0％です。（Yahoo!ファイナンスより）
高リスクですが10倍株候補として人気があります。
モビルス〈4370〉
チャットボット首位で黒字転換しました。
PBR1.77倍、利回り0％、赤字のためPERは算出不能です。（Yahoo!ファイナンスより）
守りと攻めを両立するダブルエンジン銘柄です。
Appier Group〈4180〉
欧米売上が84％伸び世界展開を加速。
PER42.2倍、PBR4.63倍、利回り0.15％です。（Yahoo!ファイナンスより）
Cookieレス広告で需要拡大が続きます。
地方創生で伸びる小型株の成長戦略
石破政権は地方創生2.0を宣言しました。
UIJターン施策が投資の追い風です。
パソナグループ〈2168〉
淡路島移転で雇用1,800人を創出。
PBR0.61倍、利回り3.44％、PERは赤字で未算出です。（Yahoo!ファイナンスより）
国策受益のディフェンシブ銘柄です。
カチタス〈8919〉
空き家再生で経常益140億円を突破。
PER16.0倍、PBR3.77倍、利回り3.18％です。（Yahoo!ファイナンスより）
社会課題を解決しながら安定成長します。
LIFULL〈2120〉
空き家バンクを450自治体へ拡大。
PER5.52倍、PBR0.95倍、配当未定です。（Yahoo!ファイナンスより）
バリュー株として再評価が狙えます。
ベルトラ〈7048〉
観光DXで訪日ツアーを拡販中です。
PER28.2倍、PBR4.55倍、利回り0％です。（Yahoo!ファイナンスより）
円安メリットが追い風になります。
早見表：値上がり余地と安定度
| 銘柄 | PER | PBR | 利回り | 値上がり | 安定 |
|---|---|---|---|---|---|
| pluszero | 61.6 | 19.4 | 0% | ★★★ | 🛡 |
| PKSHA | 39.7 | 3.02 | 0% | ★★☆ | 🛡🛡 |
| モビルス | — | 1.77 | 0% | ★★☆ | 🛡 |
| Appier | 42.2 | 4.63 | 0.15% | ★★☆ | 🛡 |
| パソナ | — | 0.61 | 3.44% | ★★☆ | 🛡🛡 |
| カチタス | 16.0 | 3.77 | 3.18% | ★★☆ | 🛡🛡 |
| LIFULL | 5.52 | 0.95 | — | ★★☆ | 🛡🛡 |
| ベルトラ | 28.2 | 4.55 | 0% | ★★☆ | 🛡 |
投資家への三つの助言
- 決算データで売上と利益の伸びを確認します。
- 成長投資枠240万円を分散投資で活用します。
- ハイリスク株は資金の2割以内に抑えます。
ネット証券の開設はSBIと楽天のガイドが便利です。
AIと地方創生は長期テーマです。3〜5年視点で成長を待ちましょう。
投資家へのアドバイス
- テーマ×実需を確認
- 単なる人気テーマ銘柄ではなく、公開決算で実需（売上・利益）が伸びているかチェック。
- 新NISAの非課税メリットを最大化
- 成長投資枠240 万円を使い、長期で保有できる銘柄に分散投資。
- ハイリスク銘柄は金額を抑える
- pluszero など“★3”の高値上がり期待株はポートフォリオの20 %以内に。
- 証券口座は低コストのネット証券で
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AIブームも地方創生ブームも“国策×技術革新”という長期テーマです。短期変動に一喜一憂せず、決算データを追いながら3〜5年視点で成長を見守る──それが新NISAで小型株投資を楽しむコツです。
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まとめ：成長テーマを活用した小型株投資戦略
新NISAの成長投資枠を活用し、AI・再生エネルギー・地方創生といった成長テーマの小型株に分散投資することは、将来の大きな資産形成につながる戦略です。
非課税メリットのおかげで利益を最大限受け取れるため、長期目線で有望企業の成長を応援する投資がしやすくなります。
複数のテーマにまたがって投資すれば、一つの分野が不振でも他が補う効果も期待でき、リスク分散にもなります。
また、新NISAの無期限非課税のおかげで腰を据えて企業の成長を待つことができ、複利効果も狙いやすいです。
筆者初心者の方は無理のない範囲から少額でスタートすることが大切です。
新NISAは年間の投資上限が大きいですが、まずは興味のあるテーマから勉強し、応援したいと思える企業を見つけてみましょう。小型株投資は企業の成長物語を共有できる面白さがあります。
非課税の恩恵を受けつつ、自分なりの成長テーマを見据えた投資で、コツコツと資産形成を目指してみてください。
夢のあるテーマに投資しながら、将来のリターンを楽しみに長期的な視点で取り組んでいきましょう。
